両 親 か ら

英行は、 重い心臓病をもって誕生しました。生後4日目の手術に始まり、感染症などいくつも
の病気で度々入院を繰り返すなど、病気との闘いの人生でした。
 この闘いに勝ち続けてきた我が子も、昨年中学へ進学するまでに成長する事が出来ました。 初めて見る学生服姿に歓喜し、涙したことを昨日のように思い出します。
 ところが、それを喜ばぬ運命の仕業なのか入学してひと月も経たないころ、 重い心不全になり入院しました。それから今日までの約16ヶ月間、あらゆる治療を受け、 補助人工心臓を装着するなど2度の大手術にも耐え抜いてきてくれました。
 しかし思いに反して、残された道が心臓移植しかないことを宣告されてしまったのです。
こんなに頑張ったのに、どうして・・・筆舌に尽くしがたい悲しみの極みでありました。
 弱音を吐かずに頑張り続けた我が子にひとつでも希望の道があるのなら、 私達はその道がどんなに険しくても、進むことに迷いはありません。
 今後、超えなければならない幾多の山があると思いますが、 再び家族4人で暮らせる日が迎えられることを希望として、家族みんなで頑張ってまいります。
どうか皆様の温かいご支援とご協力を、よろしくお願い申し上げます。


平成17年9月1日   雲雀博英 ゆき子


全国の皆 様から温かい真心をたくさん頂戴し、移植に向けての最初の大きなハードルを越えさせていただくことが出来ました。また、励ましのお言葉やお便りも数多くい ただきました。
ご支援ご協力を下さった全国の皆様に、心から感謝を申し上げます。有難うございました。
                                           
平成17年11月    雲雀博英・ゆき子





英行は先日5月13日15歳の誕生日を迎えることが出来ました。移植後3ヶ月が経過し、週一
回の診察になりました。診察のたび毎に指から採血されるので、減った分本人一番 喜んで
おります。歯ぐきからの細菌感染や、その治療のために服用した抗生物質の副作用による
腹痛など、大変苦しみましたが、今は元気になりました。                    、               

一昨年の11月、主治医から「出来ることは全てやりました」との言葉が。 しかしどうしても諦
めきれずに食い下がったのが、移植への道の始まりでした。                  、その後多くの方々の温かいご支援を頂いて、いま英行は元気に15歳の誕生日を迎えること
が出来ました。英行は
「15歳の誕生日を迎えられて良かった」と申しておりました。改めてご支援をして下さった多くの方々に感謝を申し上げます。 本当に有難うございました。      、                                                                      

       平成18年5月17日  雲雀博英、ゆき子   






    命1年と宣告された息子が、いま元気に学校へ通っております。念願だった自転車にも乗ることが出来ました。まるで夢のようです。息子の命を助ける為に、無我夢中で歩んだ2年と4ヶ月。
数え切れないほど、多くの方にお世話になりました。幸運にも、息子は新たな命を受け継ぐ事がで
き、再び人生を歩み始めました。この尊い命を大切に守っていくことが、報恩であり使命であるととら
え、日々を過ごして参りたいと思います。
  私共の為に温かい御支援、御協力をして下さった、秋田の皆様をはじめ全国の皆様に、心より厚く御礼を申し上げます。   本当に有り難うございました。

                                         平成18年8月吉日    雲雀博英、ゆき子                    



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